35.謙譲語とは

第2ステージ【人間関係のマナー術】

相手を敬うという直接的な敬語でなく、自分の方を低めることで相対的に相手を敬う表現を謙譲表現と言います。

謙譲語とは:自分をへりくだって相対的に相手を高める表現

作り方:お(ご)~する、慣用句 の2種類がある。

2つともで表現できるものとそうでないものがある

 普通語:食べる  →「お~する」なし ×お食べする

                        →「慣用句」いただく

             会う  →「お~する」お会いする

                         →「慣用句」お目通りする、お目にかかる

謙譲語に属する接尾語で「~させていただく」という表現がありますが、多用するとしつこい感じを与えます。

「私がいたします。/私がさせていただきます。」

 「ご説明いたします。/ご説明させていただきます。」

 「拝見いたします。/拝見させていただきます。」

 「伺います。/伺わせていただきます。×伺わさせていただきます。」

言葉によっては、上記のように「~させて」が使えないものもありますので注意しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です