社会人になりましたら、
とっても重要な言葉遣いに
「敬語」というのがあります。
相手を主語にして、
相手を敬う敬語。
自分を主語にして、
自分をへりくだる謙譲語。
そして、人間関係をよくするために、
丁寧に話す「丁寧語」。
があります。
たとえば、
「読む」という言葉がありましたらですね
相手が主語の場合は
「お読みになる」
ですね
「読まれる」
こういう風に言いますね。
「お〜になる」
「〜れる・られる」
をつけるということです。
自分が主語の場合は、
自分で読むわけですから、
「お読みする」
「お読み致します」ということで、
「お〜する」
「お〜致す」とね、
つけていきます。
丁寧語はですね、
「読みます」というね
「読むよー!」とか「読むでー!」とか
でなくて
「読みましょう」とか
「読みます」とか。
「です」「ます」で
しゃべるということですね。
で、さらに重要なことは
よく使われる言葉には
「慣用句」ってのがございまして
たとえば「行く」って
言葉であればですね
相手が主語であれば
「いらっしゃる」と言うんですね。
自分が行く場合は
「参ります」と言うんですね。
丁寧語では「行きます」
「行くよ」でなくて。
そういうように、「慣用句」もたくさん
ありますので、
それも覚えていただくと
いいかなあと思います。