33.人の呼び方、役職の呼び方
第2ステージ【人間関係のマナー術】
社会人になったら、男女とも自分の事は「私(わたし)」と呼びます。
「わたくし」というのはややフォーマルすぎですので、時と場合によるでしょう。
僕とか俺とか「自分は・・」とか言わないようにしましょう。
同僚や後輩は、男女とも「〇〇さん」、上司が部下を呼ぶときには、男女とも「◇◇くん」という場合もあります。
上司を呼ぶときは、「▽▽部長」のように、「姓+役職名」で呼ぶことが一般的ですが、
社内で人物が特定できる場合は「部長」のように役職だけで呼ぶことも多いです。
最近は上下に関わらず、誰にでも「▼▼さん」と呼ぶ会社も多いようです。
役職だけで呼ぶことが多い主な役職名
会長(副)、社長(副)、専務、常務、部長(副)、次長、課長(代理)、係長、主任、チーフ
名前だけで呼ぶ場合でも、社内の関係は友達同士ではないので、立場や責任・権限の関係を自覚していることが重要です。
<べからず集>
・役職名はそれ自身敬称なので、「課長さん」や「部長様」などと二重に敬称をつけない
・学生の時のように、ニックネームや「■■ちゃん」などの呼び方はしない方が無難、
同僚や後輩も下の名前を呼び捨てで会話するのも避けたい「直子、このごろすごくない?」など。
・社外の人と話すときは、自社内のどのランクであっても呼び捨てにする
「山田はただ今、席を外しております」など
・役職を明示する場合は、前につける「課長の山田は、、、」。あるいは役職だけで呼ぶ「社長はただ今・・・」
先輩たちの言動をよく見聞きして、早く慣れるようにしましょう。