スライド1の作成
1話目のスライドの実際の作り方についてお話していきます。
作成ツールはgoogleスライドです。
以前はPowerPointやkeynoteを使っていましたが、
web上で作成できるので、私からの添削などをリアルタイムで反映できる点や、
MacとWindowsの表示の違いが起きないこと、
ファイルのやり取りのしやすさなどの点から今はgoogleスライドをおすすめしています。
マインドマップに書き出して、書くべきことを整理するといいですね。
とにかく素材を張り付けてスライドを埋めていきましょう。体裁はあとで整えればOKです。
◆冒頭
1枚目は全体を要約するテーマになるので、もっとも大事なところです。
すんなり書けなければ、最後に回すのもいいでしょう。
ただ、全何回で、今回は何回目なのか、という情報は必ずわかりやすいように入れておきます。
次に、この講義を見ることで得られるベネフィットを示しましょう。
・短期的ベネフィット(即効性のあること)
・中期的ベネフィット
・長期的ベネフィット(最終的なゴール)
を、それぞれのスパンで示してあげることが大切です。
◆2枚目
次に、「こういうことで困っていませんか?」というお悩みの声を載せ、
問題提起をしていきます。
◆4~6枚目
実績、お客様の声を載せましょう。
たとえば実績が1件だけだったとしても、膨らませていくつか載せてください。
ここは、先ほど挙げたお悩みや問題を、「私が解決することができる」という証拠を示すフェーズです。
印象に残るよう、ストーリー仕立てで話していきましょう。
◆7~8枚目
ここで自己紹介です。
人は自分と共通点のある人に共感するものです。
共通点探しゲームだと思って自己開示してください。
講義の内容に沿った権威性があれば、ここでアピールしましょう。
これまでの経歴で、山と谷のあるストーリーを作れる方はここで展開しても良いでしょう。
◆9~10枚目
以上で導入が終わり、ここからがこのスライドの本題です。
いったいこの講義を見ることで何を解決できるのか?
ひとつ悩みをピックアップして課題を提示します。
常識の破壊、目新しい、これを待ってましたというような方法を一つ出していきます。
後編へ続きます。
スライド一話目の後半についてお話していきます。
前半で自己紹介までが終わり、後半は問題提起やノウハウについてです。
もちろん、皆さんが紹介する商品や内容によって多少細部は違いますが、
流れはとしてはこういう形だという風に覚えておいてください。
◆11~12枚目
問題を複数個書き出して、
1話目ではこの問題の解決法について、
2話目では次の問題について解決していきます、という風に持っていくと良でしょう。
悩みや問題を羅列されると、その悩みが「自分事」であればあるほど、挙げられたすべての問題を解決したいと望むはずなので、最後まで見てもらえる可能性が高まります。
◆結び
やり方によっては1話目では問題の提起や全体像までで、解決に関しては次回、というやり方もあると思います。
どんなやり方の場合でも、必ず次回への導入を話して締めくくりましょう。
何度も言いますが、デザインや体裁にこだわるのは一番最後で大丈夫です。
最初は箇条書きで良いので、とにかく書き始めること、内容を埋めていくことが大事です。
一緒に頑張っていきましょう。
今回は以上になります。