10.靴、ベルト、眼鏡
<男の身だしなみシリーズ>
靴、ベルト、眼鏡は、ほとんど体の一部のようですが、意外と目立つものです。
(1)靴
黒の牛革で、ひも靴が基本です。これならフォーマルでも使えます。焦げ茶色も可能です。
スリップオン(ひもなし)や色の薄い茶色も可能ですがややカジュアルになります。
バックスキンやストレートチップ・ウイングチップも可能ですがややおしゃれっぽい感じを与えます。
白やグレーの色は避けてください。
靴はよく手入れしておくこと。匂わないように気を配りましょう。
足元を見られる!「足元を見る」という表現は、「弱みに付け込む」という意味ですが、
身なりが良くても、靴が汚れ安っぽいと、ちゃんとしていない人間だとみられて付け込まれるとことになります。
足元を見えられないよう、お手入れを欠かさないことですね。
(2)ベルト
ベルトは3から3.5㎝幅の革製が基本です。
靴の色と合わせた色のベルトを付けることも基本です。
サスペンダーも可能ですが、客先では上着を脱いでシャツにならないことが望まれます。
暑いときに上着を脱いでいるときも、お客様や人と会う時は上着を着るようにします。
したがって、外出時は暑くてもいつも上着を持ち歩くことが基本です。
(3)眼鏡
眼鏡は目立ち過ぎないもの、奇抜でないものを付けましょう。
金縁・銀縁は可能です。黒や茶色のセルロイド製も無難です。
話しているときにずらないようにフィットさせてください。
下を向くたびに、手で眼鏡を上げるのは見苦しいです。