20.立ち方、歩き方、モノの拾い方
<社内での立振る舞いシリーズ>
「立つ、座る、歩く」などは基本動作といって、立ち居振る舞いのベースとな ります。
身だしなみや言葉遣いがしっかりできていても、ベースとなる態度や 印象が悪ければ信頼関係を築くことは難しいでしょう 。
(1)立ち姿
背筋を伸ばす、肩甲骨を後ろに引く、アゴを引く、まっすぐ前を向く。
男性は両手を自然に体側に置き・ズボンの縫い目に中指がそろうようにします。
女性は両手を体側にでもよいが、肘を軽く曲げて両手を重ねておへそのあたりに置きます。
男性は足のかかとを揃えて(握りこぶしひとつくらい離しても良い)つま先を11:05位に開く。
女性はかかととつま先を揃える、膝頭を付けるようにする。
(2)歩き方
背筋を伸ばす、肩の力を抜く、膝を伸ばし左右の足が平行になるように。
腰から歩く感じでお腹をひっこめる。軽やかにさっそうと、蟹股・蹴り足にならないように。
(3)ものの拾い方
腰を伸ばして拾わずに、腰をかがめてすくい上げるように拾う。
ある百貨店で「ゴミをまたいで渡らない!」という標語を見たことがあります。
床に何か落ちていたら、気づいた人が処理するよう心がけましょう。
基本動作がしっかりできるかどうかは、基本となる心が安定しているかどうかと深く関係しています。
心の中に基本を大切にする精神態度を持つよう心がけ てください。